障がいをお持ちの方へ

障がいのある方 相談ください。

知的障がい、自閉症、発達障がいなどコミュニケーションに問題があり歯科受診が難しいと思われる患者さんの相談をお受けします。
電話でも構いません連絡ください。

歯の治療は大変です。TLC(テンダー・ラビング・ケア tender.loving.care)

お口の中の歯の治療です。大きくお口を開けてじっとしてくれなければできません。
ですから、治療をはじめるためには十分な説明をします。わかってもらうために練習します。コミュニケーションをとっていきます。どんな方も一人の人間としてしっかり言葉がけをし、少しでもできたことをほめて自信につなげていきます。相手を尊重して接するとそれはかえってきます。ごまかさないで、真摯に向き合い、今のお口がどんな状態でどんな道具を使って行うのかをお話しし、見てもらい、小さな刺激からやってみます。
できたことをよくほめます。治療には麻酔をして痛くないようにしてから行います。
どんな方にも行います。
むし歯治療を乗り越えていく姿に、成長発達のすばらしさを感じます。

だからうそはつかないでください。
不安とは何をされるのか分からないこと、不信感からはじまります。
わからないものは分からないといってください。分かっていただくように少しづつ進めていきます。 信頼関係を結ぶことが大切だと考えています。

お口の中の歯の治療です。大きくお口を開けてじっとしてくれなければできません。
ですから、治療をはじめるためには十分な説明をします。わかってもらうために練習します。コミュニケーションをとっていきます。どんな方も一人の人間としてしっかり言葉がけをし、少しでもできたことをほめて自信につなげていきます。相手を尊重して接するとそれはかえってきます。ごまかさないで、真摯に向き合い、今のお口がどんな状態でどんな道具を使って行うのかをお話しし、見てもらい、小さな刺激からやってみます。
できたことをよくほめます。治療には麻酔をして痛くないようにしてから行います。
どんな方にも行います。
むし歯治療を乗り越えていく姿に、成長発達のすばらしさを感じます。

だからうそはつかないでください。
不安とは何をされるのか分からないこと、不信感からはじまります。
わからないものは分からないといってください。分かっていただくように少しづつ進めていきます。 信頼関係を結ぶことが大切だと考えています。

あなたを尊重して受け入れます

病気になったり、けがをすれば誰でも弱気になり、いつ治るのだろうと不安になります。
知的な障害のある人は、うまく症状を伝えられないことがあります。この先どうなるのかわからなくて、強い不安を持つ人もいます。現状の変化に弱く、見通しを付けることが苦手なため、病気やけがのとき非常に不安な状態に置かれます。

人がいるところで、ゆっくり待てない。環境が変わったり、初めての場所に来たりすると、うまく適応できない。待合室で大声を出したり、突然ジャンプしたり…。その方なりの理由があります。できるだけ受け入れていきます。
まずは身体のこと、生活身辺のことなどを伺います。何でも教えてください。
歯科診療について場所の雰囲気に慣れてもらいます。待合室で待てなければ車の中で待っていただいてもかまいません。

保護者の協力が必要です

☆こらしめや脅しに医者を利用して歯医者に対する不安や怖れを持たせないようにしてください。

☆来院の際にウソをついたり、おもしろい所に行くようなことは言わないでください。

☆1人1人治療の内容が違いますので自分や人の経験を詳しく話したりするのはやめてください。

☆治療の後に『かわいそうに痛かったでしょ』というような慰めの言葉は使わないでください。

☆おりこうにできたときには十分にほめてあげてください。

『頑張ったね。』『偉かったね。』など、言葉のごほうびを。

定期健診をおすすめします

治療が終わったら、その後に定期健診を受けてください。
むし歯の治療をしたのならむし歯ができた原因を少しでも見つけ除去していくこと。
その子の発達に合わせた清掃状態、咬合状態、歯牙の交換期などその時期その時期に合わせた口腔内の説明指導。生活の再考、サポート体制としての定期健診です。

早期発見早期に対処が必要です。何より予防、自分の身体は自分が守るように、お口の清掃をリハビリとして、その方ができることを少しづつ増やしていければと思います。
日常生活が正しく行われること食生活睡眠排泄が健康につながります。
健康な身体作りが定期健診の目的です。
お口の健康が全身の健康につながります。
生活の乱れはお口に現れやすいからです。
ヘルスプロモーション、健康増進を一緒に考える。継続は力です。

障がい児の学習環境

「這えば立て立てば歩めの親心」子どもの成長を待ちわびる親の気持ちです。それだけ子どもの成長に期待しますし急激な成長を子どもはします。
一般に普通の行動が出来るのは当たり前と考えます。しかし、当たり前の行動が出来にくい子がいます。出来ても注目されず褒められません。彼らとしては頑張っていてもノーマルと比べると至らないので怒られます。怒られることに慣れてしまいます。ほめらる、認められることが少なく、罰が多くなります。この為、不適切な行動が生じ、適切な行動が少なくなります。相手に沿ったことができません。その場をごまかす事、誤学習が生じてしまいます。それから孤立 孤独な環境 劣等感 挫折 無気力 差別 いじめが生まれます。障がいは2次的に障害を生みます。

障がいのある子が成長発達する為には障がい特性に合った環境(情報入力処理がしやすく混乱を招かない環境設定)で何度も学習、指導誘導することの手助けに定期健診がなってくれるといいなと思います。
少しの成長を認め、十分にほめてあげる。できないことを怒らない、叱らない。不適切な行動にならないよう支援する。彼らなりの行動を認め、よくないことは違うやり方が無いか検討する。周囲や相手に合わせた適切な行動になるよう、孤立 孤独な環境にしない、劣等感 挫折 無気力 差別 いじめにならないように見守る

歯科診療所に慣れてもらうこと、それは外の社会に出る一歩だと思います。歯科場面は大切な社会性学習の場です。歯科場面での学習がほかの場面での行動に影響します、床屋にも行けるなど、歯科に通うことは学習の機会です。
回を重ねるごとに抑制の強さが緩くなってきた例、落ち着いてきた例があります。

リハビリとしてのその子の発達に合わせた歯ブラシ指導

毎日歯を磨く習慣はついているか?嫌がっていないか?歯ブラシを口に入れるだけでもいいから、そこから始めます。
ハブラシばかりではなく、毎日の生活や食事のことは大切です。自分で食べているか?朝起き夜寝ること生活リズムが整っているか、食習慣、本人の関心事、興味のあること、兄弟姉妹のこと、家族の負担になっていないか?家族の生活にそった生活支援、家族への支援をしていきます。